教育行政方針
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それぞれがそれぞれの良さを生かして
1、「基本的な考え方」
☆保育・教育はバトンリレー。保小中高のつながりを意識して。特に、保育・義務教育のつながりを意識して「今」を大切にしたい。
「つみあげ」を大切にしましょう。もちろん「今」も大切。しかし、「今」すぐに効果が見えなくても、来年の担任にしっかりバトンを渡せる組織としての「あたりまえ」を大切にしましょう。あきらめないで、「あたりまえ」のことを「あたりまえ」に、我慢強く取り組み続ける。そのことが、自分の担任の時ではないかもしれないけれど、いつか花開くと思って取り組みを継続する。それが大きな組織力につながると思います。
<令和6年度までの取り組み成果が、令和7年度からのスタートラインになります。>
☆ですから、基本的にはR6年度までの取り組みを引き継いでいきます。
☆三原村の教育活動の推進に、みんなの知恵を結集してください。それぞれが得意不得意があります。互いに補い合い、知恵を出し合って進みましょう。それぞれの良さを生かしましょう。
~みんなで三原村の未来に向かって、助け合い知恵を出し合いながら進みたいと思います~
☆憲法及び教育基本法の精神に則り、三原村の教育行政方針に基づいて、三原村の歴史と伝統を受け継ぎ、子どもたちや地域の実態を踏まえて、「知・徳・体」の調和のとれた「生きる力」を身に付けた人間の育成を目指します。
- 基本理念
人間尊重の精神を基盤に、知・徳・体の調和のとれた全人教育を目指し、郷土に誇りを持ち、学ぶ意欲にあふれ、心豊かでたくましい人間を育成する。 - スローガン
「いつも笑顔で元気です」
~安心して、生き生きと働ける職場づくり~
み んなでは れやかな
み ら いに向かって進もう<みはらの未来をつくるために>
※人権教育の視点と支援の必要な子どもたちへの配慮を忘れない取り組み、となりの同僚への配慮を忘れない取り組みを進める。
(思いやり算)
※どの職場でも・・・<+ける、-うける、声を×、いた÷>
2、「教育行政方針」及び「重点とする取り組みの概要」について
<スローガン・教育行政方針>について
【いつも笑顔で元気です】
・・・確かな学力と規範意識、
豊かな心と健やかな体を育む教育の充実・・・
~安心して、生き生きと働ける職場づくりを通して!~
<重点とする取り組み>
- 安心して、生き生きと働ける職場づくり!・・・<もっとも大切にしたい>
現場は大変です。日々困難と直面しています。そんな中で「いつも笑顔で元気です」なんて、無理だと思えるかもしれません。そうです、これは理想です。しかし、私自身も含めて、いつも心の中には、理想を掲げて、時には「空元気」も出しながら、できるだけ「笑顔で元気」に働けたらと思います。先生方の「笑顔や元気」は子どもたちに伝染します。逆に「不機嫌」も子どもたちに伝染します。日々の取り組みの中で、自分への信頼と他者への信頼を確立しながら、「子どもたちや同僚の頑張りに気づく力」と「人とのかかわりを大切にする言動」を磨いて、お互いに認め合って行けたらと思います。そして、みんなで、「子どもたちが来たいと思える園や学校を、職員が働きたいと思える職場を」つくっていけたらいいなと思います。教育委員会は、そのためのお手伝いをしていきます。よろしくお願いします。
- 三原の教育の3本柱
(1)英語教育(2)ICT教育(3)地域学(ふるさと教育)・・・引き続き大切にしたい。
- 「睡眠」の重要性を認識し直す 「子育ては、脳育て」
(1)急激に増えた「発達障害もどき」への対応を、「睡眠」の重要性と「脳の発育」の関係で捉え直す。
(2)保小中連携で「基本的生活習慣」のなかでも、「睡眠の改善」について、足並みを合わせて取り組みを進められたらいいなと思っています。
<子育ては「脳育て」というスタンスで、園や学校からの家庭への呼びかけを考えていく。> - 「あいさつ(へんじ)」、「話の聞き方」についての指導を
≪村の目指すところは、「笑顔とあいさつ日本一」です。≫
これは、つまり、「笑顔で暮らせる村」と「あいさつを大切にしている村」をみんなでつくって行こうよ。という努力の方向性を示していると思っています。
保小中でも、この方向性に沿って、三原村としての保育・教育を進めていきます。
R6年度は、「村民に、<笑顔とあいさつ日本一を目指しているよ。>ということを、子どもたちの声でアピールし、意識していただく活動をしてきました。この活動は今年度も継続します。
そして今年度は、加えて、保小中でもあいさつ(へんじ)を大切にする具体的な取り組みを進めて行きます。(小学校では、「日本一のあいさつ(へんじ)教室」をします。)保小中それぞれの発達段階で、具体的な取り組みを考えていってほしいと思っています。よろしくお願いします。
<あいさつ(へんじ)への思いとしては>
「人と人とがかかわって成り立っているこの世の中では、気持ちよく生きていくために、人とうまくかかわることがとても大切である。人とうまくかかわるために、第一に必要であり、一番簡単なかかわりが、あいさつ(へんじ)、である。だから、あいさつ(へんじ)、が上手になることは、自分も人も気持ちよく生きていけることにつながる。平和で幸せな世の中をつくる一番の近道が、あいさつ(へんじ)である。」・・・と思っています。
<発達段階としては・・・(例)>
〇保育所・・・あいさつって大切なんだとうっすらと感じる。
〇小学校低学年・・・自分からだれにでもあいさつ(へんじ)をしようとする。
〇小学校高学年・・・気持ちのいいあいさつ(へんじ)をする。
〇中学校・・・社会に通用する、場に応じた挨拶(返事)ができる。
<気持ちのいいあいさつ(へんじ)の条件(例)>
(明るく・元気に・まじめに心をこめて・ちょうどの声で・自分から・誰にでも・何度でも)
≪話の聞き方≫
人を大切にする話の聞き方。聞こうとする気持ちづくりにもつながる、落ち着いた態度にもつながる。
*基本は(体を向けて<おへそを向けて>、手に何も持たないで、相手を見て)
・・いろいろな場所で子どもたちに要求して、当たり前にしていきましょう。
*これも、発達段階で要求する内容を考えたらいいと思います。
3、その他
- 初期対応の大切さ(なにかあったら、すぐ対応、なるべく足を運ぶ)・・・翌日にしない!
(報告・連絡・相談)・・・一人で悩まない! - 服務規律を守る
(服務規律を守ることは、自分を守ること・家族を守ること・仲間を守ること・信頼を守ること)
※三原村から悲しい仲間を生まないように・・・思いやり算・・・声をかけよう!
~すべては子どもたちのために~
三原村教育委員会 〒787-0802 高知県幡多郡三原村大字宮ノ川1120
電話:0880-46-2559 Fax:0880-46-2560