どぶろく
- トップ
- -
- どぶろく
幻の酒が再び。どぶろく特区へ。
三原村は昔からおいしい米どころとして有名です。昔、その米を発酵させて濁酒(どぶろく) を造っていました。どこの家でも自分の田の米を使い、当たり前のように造っていました。
明治32年、酒造業の免許鑑札者以外は醸造を禁じられてからはその味は幻となりました。平成16年に三原村が濁酒特区の認定を受けたことで、平成17年10月から3軒の農家食堂が濁酒製造許可を取得し、昔ながらの濁酒を再び造ることができるようになりました。
その後、新たな農家食堂、農家民宿が加わり全盛期では、7軒の農家がどぶろくの製造に携わっていました。
現在では、1件の農家が作っている特区のどぶろくと、これまで各農家で作られていたどぶろくを5軒の農家が力を合わせて作っている「土佐三原どぶろく合同会社」のどぶろく、村を代表する特産品として製造販売しています。
「土佐三原どぶろく合同会社」
平成28年7月に「土佐三原どぶろく合同会社」を設立しました。
村内にあった5軒の農家が「土佐三原どぶろく合同会社」を設立し酒類販売業免許を取得したことで、5軒の農家がより一丸となって三原村のどぶろくを発信できるようになりました。
令和5年(2023年)10月には、共同製造した新酒の“どぶろく”が完成しました。商品名は「あのこ」と「このこ」。「我が子のように造ってきた“どぶろく”が、多くの人に愛されてほしい」という願いを込めて名付けました。辛口の「あのこ」はより深みのある味わいに、甘口の「このこ」はより飲みやすいお酒に仕上がっています。
また、これまで“どぶろく”の材料に県外の乾燥こうじを使っていましたが、三原米で作った生糀の製造にも成功し、同年2月には、その生糀を用いて、念願だったオール三原村産となる、“どぶろく”の新製品「旨口プレミアム みはらのこ」の発売にもつながりました。「旨口プレミアム みはらのこ」はもろみまでおいしく飲めるおいしいお酒となりました
「川平郷」
農家が米からつくった酒。どぶろく特区製造。
この濁酒の名前は、地名の川平郷から、命名しました。
三原村は、高知県西部、標高120メートルの山間地にあります。昼夜の気温差、大自然のきれいな空気と水に恵まれ、昔から米づくりの産地として有名です。
私たちの郷(さと)でも、何百年も昔から先代からの味を引き継ぎ米をつくり続け、自分たちで育てた米で、このどぶろくをつくりました。
「この地を大切にしたい!」という気持ちを一本一本に込め、皆様にお届けいたします。
農家の手でつくったこのお酒。三原村の大地をまるごと味わってください。
(農家食堂つの)
どぶろくについて
-
この濁酒(どぶろく)は、自家産の「みはら米(コシヒカリ)」を使い、酸化防止剤などの食品添加物は一切使用せず「もろみを濾(こ)していない状態」のお酒です。そのため香りと味が濃厚であるのが最大の特徴です。
- 生でお召し上がり頂くとその特徴を十分堪能して頂けます。
なお発泡している炭酸ガスが舌にピリッとしますが、気になる方は40℃位にお燗していただけますと、まろやかな味わいをお楽しみ頂けます。また、お好みによりお砂糖をお入れください。
お問い合わせ
〒787-0806 三原村狼内157
農家食堂 つの